まだまだ暑いです

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今年のお盆も終わりましたが、コロナ騒ぎの影響により、毎日の生活の中から、季節感がほぼ無くなってしまいました。来年には落ち着くといいと思うのですが、さて、どうなるでしょうか。「ラドネジのセルギイ」小伝を、本日、すべてアップしました。前編と後編に分けようと思ったのですが、それぞれの文章量が多くなりすぎて、非常に読みにくくなるので、5つのパートに分けることにしました。ロシア正教の大聖者、ロシア建国の父とも言われる、ラドネジの聖者セルギイについての伝記は、日本では詳しいものがないので、興味のある人には参考になると思います。ロシアを搾取し続けたタタールに反撃するため、戦いの地クリコヴォに向かうドミトリイに、セルギイは神の加護があるゆえ、必ず勝利すると言って、彼を鼓舞しました。この様子はちょうど、マハーバーラタの戦いにて、至上主クリシュナが、逡巡するアルジュナに、武人としての本分を果たすよう、バガヴァット・ギーターを説いて励ますのと、なんだか似ています。エジプトからへブルの民を脱出させて、カナンの地へと導く際にも、不本意ながらも、モーゼは戦争に巻き込まれていったことを考えると、堀田和成先生は、なんだか、戦争と因縁があるのかなあ、と思ってしまいます。

ところで、お盆にキュウリとなすびを、こんな風に飾るって知ってましたか? イオンのスーパーを歩いていた時、お盆の飾り物として売っていたので、こんな風習があることを初めて知りました。映画「天気の子」の中でも、主人公が雲の上の世界にワープする時、神社の祭壇のところに置いてあったのを思い出しました。つまらない迷信だとは思いますが、こういったことも、風情があっていいなあと思います。