ひまわり(光輝)

やあ、夏の光に

ゆらゆら揺れる

思い出の海

さざなみに

心の奥まで刻まれた

幼き日々よ

砂浜に築きし

楼閣は消えゆけど

潮騒の間より

なお聞こゆる父母の声に

振り返れば

はや、懐かしさは

足音とともに

眩き笑みをこぼしゆくよ